決まった値を何度も使いたい場合に定数(const)を使います。
定数(const)の使い方
定数は宣言時にリテラル(10 や “abc” などコードに直接書いた数値や文字列のこと)で値を設定した後は値を変更することが出来ない変数です。
変数宣言時にconstキーワードを付けると定数になります。
using System;
class Program
{
public static void Main()
{
// constを付けると定数になる
const int NUMBER1 = 100;
// 読み取り専用の変数みたいな感じ
int[] ary1 = new int[NUMBER1];
int[] ary2 = new int[NUMBER1];
int[] ary3 = new int[NUMBER1];
// 定数は途中で値を変更することができない(エラーになる)
// NUMBER1 = 99;
}
}
10、11、12行目で定数を使って配列を作っています。定数には100が入っているのでそれぞれ要素を100個持った配列になります。
3つの配列とも定数を使っているので「配列の要素数を200個に変更したい」という場合、7行目を100から200に変更するだけで済みます。
定数が宣言できる場所
定数が宣言できるのは、メソッドの中とクラスの中(メンバー)になります。
メソッド内で宣言した定数はそのメソッド内のみで使うことが出来ます。
クラス内にメンバーとして宣言した定数は静的(static)メンバー、つまりクラスに属します。
クラスについては、[C# プログラミング入門] クラスについてを、
静的メンバーについては、[C# プログラミング入門] 静的クラス、静的メンバーについて(static)を見てください。
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